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SIMフリーモバイルルーターの選び方|用途別に最適な1台を見つけるポイント

作成者: 伊藤 優佑|Jan 30, 2026 1:22:40 AM

 

 

1. モバイルルーター選びで失敗しないために

モバイルルーターは、外出先やオフィス、自宅など、さまざまな場所でインターネット接続を可能にする便利な通信機器です。特に「SIMフリー」のモバイルルーターは、自由に通信キャリアを選べるため、用途に応じた柔軟な運用が可能です。
この記事では、個人・法人問わず、モバイルルーターの購入を検討している方に向けて、選定時に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。是非自分に合った1台を見つける参考にしてください。



2. 長期利用ならレンタルより購入!SIMフリーモバイルルーターの魅力

モバイルルーターは、購入だけでなくレンタルという選択肢もあります。短期間のイベントや出張など、一時的な利用であればレンタルは非常に便利です。契約手続きが簡単で必要な期間だけ使えるため、急な利用にも対応しやすいという利点があります。

しかし、長期的に使用する予定がある場合は、購入の方がコストパフォーマンスに優れているケースが多く見られます。レンタルでは端末代を含めた毎月の利用料が発生するため、長期利用では総額が高くなってしまうこともあります。一方、購入では初期費用はかかるものの、月々の支払いはSIMの月額利用料なので長期的には割安になる場合があります。

さらに、購入したモバイルルーターが「SIMフリー」であれば、通信キャリアやプランを自由に選ぶことができる点も大きなメリットです。レンタルの場合、あらかじめ決められたSIMがセットになっていることが多く、通信速度や容量、対応エリアなどが限定されることがあります。

それに対して、SIMフリーのモバイルルーターであれば、自分の利用目的に合ったSIMを選定できるため、利用用途やコストを加味した上で、より効率的な通信環境を構築することが可能です。

このように、モバイルルーターを長期的に利用する予定がある方や、通信環境を自分で柔軟に選びたい方には、購入の方が適していると言えるでしょう。

 

3. SIMフリーモバイルルーターの選定ポイント(個人・法人共通)

3-1. 4G or 5Gの通信方式

モバイルルーターを選ぶ際にまず検討したいのが、対応する通信方式です。5Gは、従来の4Gに比べて高速通信が可能で、通信の遅延が少なく、複数の機器を同時に接続しても安定した通信が維持できるというメリットがあります。特に動画視聴やオンライン会議など、通信負荷の高い用途では5G対応モデルが快適です。

ただし、5Gの性能を十分に活かすためには、使用する場所が5Gの通信エリアに対応している必要があります。購入前には、利用予定のエリアが5G対応かどうかを必ず確認しておきましょう。5Gの通信エリアは各キャリアのサービスエリアマップから確認できます。

出典:サービスエリア|ソフトバンク

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3-2. SIMカード対応 or eSIM対応

次に注目したいのが、モバイルルーターに対応するSIMのタイプです。従来のSIMカードは物理的に端末へ挿入する必要がありますが、eSIM対応のモバイルルーターではSIMが端末に内蔵されており、オンライン上でSIMの契約やプロファイルのアクティベーションが可能です。これにより、複数の回線を柔軟に使い分けることができ、通信事業者の変更もスムーズに行えます。頻繁に通信環境を変える可能性がある方には、eSIM対応モデルが特におすすめです。

また、eSIMは物理的な接触部品がないため、SIMカードの抜き差しによる摩耗や、熱・振動などの外的要因による影響を受けにくいという利点もあります。これにより、安定した運用が期待できるほか、機器の耐久性にも貢献します。

 

3-3. バッテリーの持ち時間

モバイルルーターのバッテリー持続時間は、製品によって大きく異なります。外出先で長時間使用することが多い方は、バッテリー容量が大きいモデルを選ぶことで、充電切れの心配を減らし安心して利用することができます。特に移動中や電源の確保が難しい環境では、バッテリーの持ち時間が快適な通信環境を左右する重要な要素となります。

選定時には、普段どれくらいの時間モバイルルーターを使用するかをあらかじめ想定し、その使用スタイルに合ったバッテリー容量かどうかを確認することが大切です。長時間の利用が見込まれる場合は、バッテリー容量が大きいものを選びましょう。

 

3-4. LANポートの有無

Wi-Fi非対応のデスクトップパソコンなどをインターネットに接続したい場合は、有線接続に対応したモバイルルーターがおすすめです。ただし、LANポートが直接搭載されているモデルは少ないため、クレードル(専用台)を利用することでLAN接続が可能になる製品もあります。クレードルの有無や対応状況も、選定時に確認しておくと良いでしょう。

 


3-5. 受信・送信の速度

通信速度は快適なインターネット利用に直結する重要な要素です。モバイルルーターを選ぶ際には受信(下り)・送信(上り)の速度を確認しましょう。高速なSIMを使用していても、ルーター側がその速度に対応していなければ、高速な通信はできません。

モバイルルーターの通信速度には、主に「受信速度(下り)」と「送信速度(上り)」の2種類があります。受信速度は、Webページの読み込みや動画の視聴、ファイルのダウンロードなど、インターネットから情報を取得する際に重要です。たとえば、YouTubeで動画をスムーズに再生したり、大きなファイルをダウンロードしたりするには、受信速度が速いほど快適です。目安としては、10〜30Mbpsで一般的なWeb閲覧や動画視聴に十分、50Mbps以上で高画質動画や大容量ファイルのダウンロードも快適に行えます。

一方、送信速度は、メールの送信やクラウドへのファイルアップロード、オンライン会議での映像送信など、自分の端末から外部へ情報を送る際に重要です。特にテレワークやライブ配信などでは、送信速度が安定していることが求められます。目安としては、3〜10Mbpsで一般的なメールやSNS投稿に十分、10Mbps以上で高画質の映像送信や大容量ファイルのアップロードにも対応できます。


3-6. 価格

価格は選定時の大きな判断材料ですが、安価なモデルを選んだ結果、必要な機能や性能が不足している場合もあります。価格だけで判断せず、これまでの選定ポイントを踏まえたうえで、用途に合ったスペックを備えた製品を選びましょう。

 

4. SIMフリーモバイルルーター 法人向け選定ポイント

ここからは、企業の方がSIMフリーのモバイルルーターを導入する際に、意識しておきたいポイントについてご説明します。


4-1. 動作環境

法人利用では、使用する場所の環境に応じた耐久性が求められます。屋外や工場など、温度や湿度、粉塵などの影響を受けやすい場所で使用する場合は、防塵・防水・耐熱などの耐環境性を備えたモデルを選ぶ必要があります。環境に適していない機器を使用すると、故障やトラブルの原因になる可能性があるため、事前に動作環境を整理しておくことが重要です。


4-2. 使いたい回線に対応しているか

SIMフリーのモバイルルーターであっても、すべてのSIMに対応しているわけではありません。導入予定のSIMが動作確認済みであるかどうかを事前にメーカーの情報などで確認しておくと安心です。特に法人では通信の安定性が業務に直結するため、回線の対応状況は慎重に確認する必要があります。


4-3. 常時稼働可能なバッテリーレスに対応しているか

バッテリーレス運用とは、モバイルルーターのバッテリーを取り外し、電源に直接接続して稼働させる運用方法です。これにより、バッテリーの膨張や劣化による故障リスクを回避でき、より安全な長時間運用が可能になります。特に常時稼働で使用する場合には、バッテリーレス対応の有無が重要な選定ポイントとなります。

 

4-4. 導入サポートやアフターサービスがしっかりしているか

法人で複数台の端末を導入する場合、初期設定(キッティング)や端末管理の工数が大きくなることがあります。こうした作業を導入サポートして提供しているメーカーを選ぶことで、業務負担を軽減できます。

また、導入後のトラブル対応や、通信容量・エリアに応じたSIM選定・契約・更新等の相談ができるメーカーであれば、安心して長期的に運用することができます。購入時だけでなく、購入後も信頼できるサポート体制が整っているかどうかを確認することが法人導入では重要です。

 

5. まとめ:自分に合ったモバイルルーターを選ぼう

モバイルルーターは、利用する目的や環境によって最適なモデルが異なります。特に「SIMフリー」のモバイルルーターであれば、通信キャリアやプランを自由に選べるため、より柔軟な運用が可能です。

選定にあたっては、通信速度、バッテリーの持続時間、接続方式(Wi-Fi/有線)、対応SIMの種類、価格など、複数の要素を総合的に判断することが重要です。法人利用の場合は、耐環境性や導入後のサポート体制なども加味して選ぶことで、より安定した運用につながります。

自分の利用スタイルに合ったモバイルルーターを選ぶことで、快適な通信環境を手に入れることができます。ぜひ、選定ポイントを参考に、最適な一台を見つけてください。

 

6. 富士ソフト|+Fシリーズのモバイルルーターのご紹介

富士ソフトでは、個人・法人どちらのニーズにも対応した高機能なモバイルルーターを提供しています。製品はデュアルSIM対応でSIMカードスロット、eSIMの両方を搭載しており、通信方式は4Gと5Gの両方に対応したモデルをご用意しております。また、バッテリーレス運用やクレードルでのLANポート接続も可能です。

さらに法人向けには、SIMのセット販売やキッティング、延長保証等の導入サポートも提供しています。問い合わせ窓口も用意されているため、導入前後の不安や疑問にも迅速に対応可能です。
詳しくは製品サイト・お問い合わせにてご確認ください。

 

6-1. +F FS050W :eSIM対応・デュアルSIM構造の高速5Gモバイルルーター

 

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6-2. +F FS045W :eSIM対応・デュアルSIM構造、長時間利用可能な4Gモバイルルーター

 

<+F FS045Wの詳細はこちら>

 

 

 

 

 

執筆者

伊藤 優佑(富士ソフト株式会社)

富士ソフト株式会社にて、SIMフリーモバイルルーター「+Fシリーズ」のプロモーションを担当。法人・個人向けの通信環境に関する情報発信を行っています。SIMフリー端末の選定ポイントや活用方法、導入メリットなど、現場の視点を活かした情報をお届けします。 専門領域(通信機器/IoT/法人導入支援など)